エスプレッソをつくる前に

 極上のエスプレッソを作る為には、次の要件を満たす必要があります。何も難しいことはありません!順を追って、解説していきます。

さぁ、極上のエスプレッソを作り出すための旅に出ましょう!

 

 焙煎から2~3週間以内の豆を使用して下さい。2週間以内がベス トです。

焙煎直後から、コーヒー豆の酸化が始まります。良質なクレ マを作り出すには、二酸化炭素が失われていない新鮮な豆が必要 不可欠です。

 そして、必ずエスプレッソを作る直前にコーヒー豆を挽いて下さい。

豆を粉砕すると、急速に酸化が進んでしまいます。豆の状態で購入 し、自ら豆を挽くことを強くオススメします。

フレアで使用するコーヒー豆は、一般的なドリップコーヒーマシンで 使用する豆よりも、細かくする必要があります。

そして、最高のクレマ を作り出すには、豆の状態ごとに若干、グラインダーの設定変更が必要になるかもしれません。

 

 

最高のエスプレッソを作るには、均一に豆を挽くことができるバー グラインダーが必要です。

均一に挽くことが困難であるブレード式の グラインダーで最高の味わい生み出す事はできません。

コーヒー豆の粒度粗すぎる場合、圧力計の値がレベル6に達する前にエスプレッソ液が全て出てきてしまいます。

 

 

また粒度が細かすぎると エスプレッソ液が出てきません。

出てこないからといって、レベル10を超えるような圧力をレバーに加えると故障の原因になるので、絶対に止めて下さい。

 エスプレッソの抽出が上手く行かない原因の多くは、豆の粒度にあり ます。

豆の粒度をコントロールし、最高のエスプレッソ作り出しましょう。

不安ですか?大丈夫です。私達はあなたをサポートする準備ができています!

 

 

タンピングとは、ポルタフィルターにコーヒーの粉を詰めることです。

コーヒーの粉の表面が水平に保たれていない場合、お湯が粉の一部だけを通り過ぎてしまい、極上の味わいを生み出す事はできません。

適切なタンピングでコーヒー豆の表面を水平に保ちましょう!

レバーを下げた時に、圧力がかかり過ぎる場合、コーヒー豆の粒度が細かすぎる、またはタンピングの力が強すぎて、粉が固まっている可 能性があります。

 

優れたエスプレッソを作り出すには、水温が重要です。

フレアエスプレッソを使用して、クレマたっぷりのエスプレッソを作り出す為に、最適な水温は93度です。

事前にシリンダーを温めることで高い温度を保ち続ける事ができます。

「PRO 2」の場合はシリコンキャップを利用し、シリンダーを温める事ができます。

「Signature」の場合は、コーヒーカップなどにシリンダーを逆さに入れ、熱湯を注ぐ事で温める事ができます。

 

 

いかがでしたか?

一見、難しそうに見えますが、慣れれば簡単なものばかりです。

これで、最高のエスプレッソを作り出すための準備は整いました。

世界のトップバリスタが認めるエスプレッソメーカーを使用して、極上のエスプレッソを実際に作っていきましょう!

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